関西関節鏡・膝研究会
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関西関節鏡・膝研究会誌−Online Journal
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第35回関西関節鏡・膝研究会の開催にあたって
第35回関西関節鏡・膝研究会 会長 新井 祐志 会長
このたび、第35回関西関節鏡・膝研究会を主催させて頂くことを誠に光栄に存じております。
本研究会は、関節鏡ならびに膝関節研究の進歩・発展を図ることを目的に1989年に設立され、その研究発表や討論は、日本ばかりでなく、世界の関節鏡ならびに膝関節研究の進歩をも牽引し、その発展に大きく貢献するものでありました。第1回から第9回まで事務局は京都府立医大に設置され、研究会の発展に貢献してきた経緯があります。今回、35年の月日を経て京都府立医大で研究会を主催させて頂くこととなり、会長として身の引き締まる思いです。本研究会は第1回から大阪市内で開催されてきましたが、今回初めて京都で開催(2023年3月18日土曜日、京都産業会館ホール)いたします。遠方の先生も参加しやすいように京都の中心街で交通アクセスのよい四条烏丸の会場を準備いたしました。
第35回、第36回と2年続けての主催予定ですが、第35回では膝関節外科のトピックスを1日で学べるように、特別講演、教育研修講演、シンポジウムを企画しました。特別講演では、膝関節鏡の分野のオーソリティーである弘前大学の石橋恭之教授に、ご自身の長年のご経験や研究成果をもとに「前十字靭帯損傷の治療」について、最新の知見も含めご講演いただきます。教育研修講演では、「膝周囲骨切り術」にフォーカスを当て、この分野のエキスパートである兵庫医大の中山寛先生と岐阜大学の小川寛恭先生に、手術手技やピットホールについてわかりやすく語っていただきます。シンポジウムでは、「半月板治療の最前線」をテーマとして実績のある5名の先生方に最新の話題をご講演いただき、半月板温存に向けて総合討論をしていただく予定です。一般演題では、肩関節・股関節・足関節・脊椎など、さまざまな領域の先生方にもご発表いただき、活発に討論していただきたいと思っています。
さて、10月になってようやく、COVID-19の第7波が落ち着いてきましたが、コロナ禍でも安心してご参加いただけるよう、1)余裕を持った座席配置、2)参加事前申し込みなど、万全の注意を払って準備を進めています。できるだけ多くの先生方に会場に足を運んでいただき、春が近づいてくる京都で皆様とお会いできることを楽しみにしております。
京都府立医科大学大学院医学研究科
スポーツ・障がい者スポーツ医学教室
新井 祐志
Copyright 2003 Kansai Artroscopy and Knee Society